お客様の声

床面積19坪のコンパクト住宅

福井市・吉田さま宅/平成20年12月完成

吉田さま
外から見たときに目に留まる1階と2階の大きな窓は、家の中が丸見えになるのではと思われますが、窓の前は川が流れており、その向こうは量販店の駐車場と大通りなので、意外に視線は気にならないそう。家の中がバタバタしている時や横になりたい時などは障子戸を閉めて、人目を避けることができます。ある空間を兼用づかいすることで、限られた場を有効に使いこなせる室内。そして、障子戸や扉でTPOに合わせてオープンにすることも閉じることもできる可変性。小さいことは決して不便ではないと、吉田さんのお宅全体が物語っています。

奥様:デッキの前に遊歩道があって、散歩するご近所さんと目が合うことはしょっちゅう(笑)。最初はお互い緊張していましたけれど、最近ではもう慣れちゃいましたね。

吉田さん:今でもたまにカフェか雑貨屋なんじゃないかと思って、遊歩道までのぞきに来る人がいますね(笑)

吉田さま
奥様:冬は障子を閉めていても雪明りで部屋がほんのり明るいんですよ。夜は外から見ると、障子から灯りがぼんやりと浮かび上がって、家が大きな行灯みたいに見えるんです。そういう雰囲気のよさも暮らしていて楽しい部分のひとつかな。

吉田さん:「9坪ハウス」ができた1950〜60年代の生活様式も少し取り入れて、今の時代に合う便利さは持ちつつも、わびさびを感じられる家にしたいという想いは結構かなっていると思いますね。完成見学会の時は多くの来場者の方に恵まれましたし、川の向こうの量販店の駐車場からのぼりが見えたからと、わざわざ歩いて見に来てくれた人もいました。家づくりの仕事をしていて思うのは、やっぱり考えているうちに大きくなりがちだということ。その大きく広がりがちな空間をあえてもっと小さく、コンパクトにと考えていった僕の家が、思っていた以上に共感する人が多かったのは驚きでしたし、うれしいことでもありました。

吉田さま
みどり建設の社員だけに、もちろん自慢のエアサイクルは標準装備です。さらに、吉田さんは営業魂を発揮して、壁の一部分を外せるようにして、いつでもエアサイクルの構造を見てもらえるようにしつらえました。いつでも自分の家を見学してもらう準備はできています。

吉田さん:うちはお客様のご自宅を見学会場にして、人が実際に暮らしている家でエアサイクルの快適さを体感してもらうスタイルですからね。同時に構造も見てもらえたら納得しやすいのではと思いまして。うちは1階に床暖房を入れているので、冬は足元から身体が温まって本当に心地いいですよ。こんな大きな吹き抜けがあっても、家全体が温かいんです。夏場も窓を開ければ川べりの涼しい風が入るので、それで十分な日も多いですね。素材の面でも、僕が子供の頃アレルギーを持っていたので、自然のものにこだわりました。壁の珪藻土はまったく化学物質を使わない安全性と素材の配合バランスのよさで定評のある「エコクイーン」を用いています。床も1階はバーチ材、2階はカバ桜を使い、天然塗料で仕上げています。肌に触れる部分が自然素材だとやっぱり空気が違いますよ。エアサイクルで室内の温度が心地よく保たれるのと相乗効果が表れていますね。

吉田さま
「家ってそんなに大きくなくてもいいのでは」という想いからはじまった、床面積19坪というコンパクト住宅構想。小さくつくって贅沢をする最小限の生活空間は、これからの少人数暮らしの新しいヒントになりそうです。